今日は、私がこれまで指導してきた方々、中学生〜大人の方、沢山いらっしゃいますが、最初に気になる、そして一番多い問題点を取り上げたいと思います。
ズバリ!
リードです!
私自身、まだまだまだまだ模索しています…
(クラリネットはマウスピースという吹き口に植物のアシで出来たリードを付けて、息を吹き込むことによってリードが振動し音を出します。)
殆どの方が自分に合ったリードを選べていない。
その結果、吹いてる側も聞いてる側も心地良くないことが本当に多いと感じます。
そもちろん聞いてる側が不快なのはすぐにわかりますが、問題は吹きての感覚。
不快、と気づかずに良いと思ってリードを選んでいる人が多いのです。
(このリードと言うものですが、語り出せば果てしなく続くので…また改めて詳しく書きたいと思います。)
初めてレッスンする時、少し音を出しただけで色々分かりますが、1番気になるのは、
なんか吹きにくそうだな…です。
明らかなんですが、それに全く気づいていない人が殆どで、
私『リードはいつもそんな感じですか?』
生徒『はい、だいたいこんな感じです』
と。
中学生はやたら薄いリードで音程がぶら下がる感じが多く、高校生より上になると厚めのリードで上手く振動してないパターンをよく目にします。
もちろん、人それぞれ口も歯も好みだって違いますから一概に悪い印象を持つわけではありません。
が、しかし、明らかに吹きにくそう…
そんな時は!私の楽器をそのまま吹かせてみます。
♪〜!!!
みなさんいいリアクションをしてくれます^ ^
誰が聴いたってこっちが良いじゃん!とビックリ。
合う合わないはあって当たり前ですが、みんなノンストレスで音が出ます。
それから、それぞれのマウスピースに合ったリードや、経歴、肺活量などを見ながらどんなリードが合うのかを探していきます。
そうしていくと、徐々に自分が本当に吹きやすいリードを見つけられるようになっていきます。
その時にとても大事なことが、自分が吹きやすいだけでなく、実際に他の人にはどう聞こえてるだろうか?というのも常に考えておく必要があります。
これが本当に奥が深いのです。
私もまだまだ勉強中です。
なんだか難しそう…と思われるかもしれませんが、まずはどんなリードが自分に合っているのかを知ることです。それさえ分かってしまえば第一段階クリアで色んなことがあれよあれよとできてしまう事だってあります。
良いリードは吹きやすく、いい音が出せます。
是非、吹きやすいリードで、楽しくクラリネットを演奏してみてください(^^)
⭐︎体験レッスンにて、リードの診断行っております。
コロナ対策・・マウスピース、リードの洗浄、消毒⭐︎